【コースレビュー】光と影の魔術師が仕掛ける罠!宇部72カントリークラブ「江畑池コース」に挑む

ゴルフ場探訪

山口県のほぼ中心に位置する、西日本有数のメガコース「宇部72カントリークラブ」。

その名の通り、広大な敷地の中にそれぞれ独立した4つのコース(計72ホール)を擁する巨大ゴルフ場です。今回はその4コースの中でも、「最も難易度が高い」と評判の江畑池(えばたいけ)コースをラウンドしてきましたので、熱くレビューします!

造形美と戦略性が共存する「江畑池コース」とは?

広大な敷地を贅沢に使用したレイアウト。隣接ホールを感じさせない。

江畑池コースを手がけたのは、「光と影の魔術師」と称される名設計家ロバート・ボン・ヘギー(Robert von Hagge)氏

多くのゴルフ場の設計を手掛けており、パリオリンピックの舞台となった「ル・ゴルフナショナル」も同氏の設計です。日本でも多くのゴルフ場の設計を行なっており、男子プロゴルフツアー「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIPbyサトウ食品」の会場となっている、西那須野カントリー倶楽部、男子プロゴルフツアー「日本ゴルフツアー選手権」を開催した実績もあるホウライカントリー倶楽部も同氏の設計です。

宇部72カントリー倶楽部江畑池コースも彼の設計らしく、広大な地形を贅沢に使い、うねるマウント、美しい池、そして絶妙に配置されたバンカー群がダイナミックにレイアウトされています。一歩足を踏み入れると、その造形美に圧倒されます。

記憶に刻まれる「メモラブルホール」3選

挑戦心をくすぐられる、特に印象的だった3つのホールをご紹介します。

■ 4th Hole(Par 3)/ ピン位置で難易度が劇変する池越えショート

レダングリーンのショートホール。この日は難易度の高い左にピンが切られていた。

一見して美しい池越えのショートホールですが、ピンの位置によって攻略難易度が激変します。

いわゆる「レダングリーン(斜めに配置されたグリーン)」となっており、ピンが左側に切られた場合は池越えの必要距離が一気に伸び、手前のバンカーも効いてきます。 手前のバンカーを嫌がって奥のバンカーへ入れてしまうと、次は「池に向かって打つバンカーショット」という絶体絶命のシチュエーションに。メンタルが試されるホールです。

■ 17th Hole(Par 3)/ 湿地の奥にポツンと浮かぶグリーン

湿地の奥にポツンとグリーンが見えるショートホール。

視界に入ってくるのは、目の前に広がる広大な湿地帯。その奥にポツンとグリーンが佇むプレッシャー満点のショートホールです。

当然、ショートは絶対NG(ペナルティエリア)。さらにグリーン手前は湿地方向へ傾斜しているため、「届いた!」と思ってもコロコロと転がって落ちてしまう罠が仕掛けられています。打ち下ろしで力んで引っ掛けやすいロケーションですが、湿地に向かって大きく、しっかりと振り抜く勇気が求められます。

■ 18th Hole(Par 4)/ 最後に待ち受けるクリークのプレッシャー

グリーン手前をクリークが横切る、名物のミドルホール。

セカンドショットを楽にするため、ティーショットはクリーク手前ギリギリまで運びたいところですが、なだらかな打ち下ろしのため距離感の把握が非常に難しく、ティーグラウンドで強いプレッシャーがかかります。セカンド地点からも、クリークに気後れせずしっかりと振り切らなければグリーンを捉えられません。

【余談】 グリーンの真奥、クラブハウス2階はレストランになっています。「レストランで飯を食べている人たちに見られているかも…」とソワソワしてしまいますが、実際は誰も見ていませんので、どうか気負わずに普段通りのスイングをしてください!(笑)

まとめ:高難度なのにリーズナブル!腕試しに最高のコース

宇部72カントリークラブ 江畑池コースの最大の魅力は、なんと言っても「隣接ホールをほとんど感じさせない、広大で独立した贅沢なレイアウト」です。一ホール一ホール、しっかりと目の前のロケーションと一対一で対峙することができます。

さらに嬉しいことに、宇部72の他の3コースと比較しても非常にリーズナブルな価格設定になっています。

  • 自分の実力を高難度コースで試してみたい方
  • ロバート・ボン・ヘギー氏の美しい造形美やコース設計が好きな方

満足できること間違いなしのコースです。機会があればぜひチャレンジしてみてください!

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