「いつかは関西の名門コースを回ってみたい。でも、メンバーの紹介がないと予約できないのでは……?」
そう思っているゴルファーの方も多いはず。兵庫県には、廣野や鳴尾、茨木といった「関西御三家」をはじめ、格式高い完全メンバーシップのコースが数多く存在する。
しかし、そんな関西の名門の中でも、ビジターがネットで手軽に予約し、その真髄を味わえるゴルフコースがある。それが、2027年に関西オープンの舞台となることが決定した**「有馬ロイヤルゴルフクラブ(ノーブルコース)」**。

今回は、ベストスコア76の筆者が、楽天GORAで実際に予約して体験したノーブルコースの圧倒的な戦略性と、名門ならではのホスピタリティを詳しくレビューする。
「光と影の魔術師」が仕掛けた18ホールの罠。その魅力と攻略のポイントを紐解いていく。
1. 設計者ロバート・ボン・ヘギーの「光と影」
ノーブルコースの設計は、**「光と影の魔術師」**の異名を持つロバート・ボン・ヘギー氏。 彼が手がけたホウライCCや西那須野CCなどをラウンドして感じるのは、マウンドやバンカーの配置の妙だ。地形の起伏が生み出すコントラストにより、コースに独特のメリハリと立体感が生まれる。まさに魔術師の名にふさわしい造形美がここにある。
ロバート・ボン・ヘギーが描く「光と影」の造形美に圧倒されるが、同じく海外の名匠が手がけた関西の難コースとして名高いのが「パインレークゴルフクラブ」
あちらはロバート・トレント・ジョーンズ・Jr.による「松と池」のレイアウト。
有馬ロイヤルとはまた違った質の緊張感が味わえます。
【名門探訪】パインレークゴルフクラブ|RTJ Jr.設計の関西屈指の難コースを攻略
2. 大阪市内から1時間の好アクセス
- 車: 大阪市内から約1時間と、週末のラウンドに最適な距離。
- 電車: 三田駅からクラブバスが運行。マイカーがなくても名門の門を叩けるのは、現代のゴルファーには嬉しいポイントだ。
3. ノーブルコースを堪能するための3つのポイント
実際にラウンドして感じた魅力を3つに分けて紹介する。
① 「じゃない人」ではなく「ゲスト」として扱うホスピタリティ
有馬ロイヤルでは、ビジターを単なる「じゃない人」ではなく**「大切にすべきゲスト」**として迎えてくれる。 到着時のバッグ預かりから、チェックイン、レストラン、さらには浴場に至るまで。すべてのスタッフが笑顔で接してくれる。ホームコースではないのに、どこか「帰ってきた」ような心地よさを感じる、不思議で上質な体験だった。
② コースの一部と見紛う「開放的な練習場」

練習場へはカートで移動するが、その広さと開放感には圧倒される。 練習場につきものの「ネット」の圧迫感が一切なく、まるでコースの1ホールのような景色だ。チッピングエリアも完備されており、ラウンド前にお腹いっぱいになるほど練習に没頭できる。
③ 唸るほどの戦略性
グリーンは小さく、うねりがある。池とバンカーがもたらすプレッシャーは相当なものだ。 しかし、「難しいのに、なぜか楽しい」。そう思わせる絶妙なセッティングが光る。
攻略すべきピックアップ2ホール
■3H PAR3:池と傾斜の罠 ティーイングエリアに立つと、池の圧倒的な存在感に気圧されそうになる。 グリーンの奥はバンカーで、そこから池に向かって傾斜しているため、奥からのアプローチは極めてシビア。同伴者は奥のバンカーから池に落としていた。

■18H PAR5:バンカーが連なる最終章 左ドッグレッグで、ティーからはグリーンが見えない。 視界に飛び込んでくるのは、波打つように連なるバンカー。

右のバンカーは距離が残るため避けたいところだ。洋風な造りの中に、和を感じさせる松が美しく調和しており、思わず目を奪われる。

2打目以降は左側の抉れた崖を警戒しつつ、グリーンを目指す。辿り着いたグリーンから今歩んできた道を見返すと、攻略の達成感が込み上げてくる。
まとめ:兵庫の名門を「自分へのご褒美」に
有馬ロイヤルゴルフクラブ・ノーブルコース。 戦略性の高さとホスピタリティの深さ、どれをとっても一級品だった。 「また来たい」——そう心から思わせてくれる、格別の18ホールだ。


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